老兵WindowsマシンのCeleron530MHzはたいした仕事もできず、ついに戦列を離れる。それはどういうことを意味するのか?そう、QuickSilver城の落城である。とても快調に働いていたが、QuickSilverも登場から5年、そろそろ世代交代の時代に入ったための再建計画なのだ。800MHzの頭脳ではフィルムスキャンなどの重労働には耐えがたいものがあるだけでなく、拡張性の高さゆえ、HDDドライブを3台も内蔵させた重量級のマシンは騒音公害と温暖化の原因になっていたのだ。
おりしも、2007年は次期OSXのLeopard登場を控えていた時期だった。OSの発売が延期を重ねているうちに、ついに新型iMacが颯爽と登場したのである。さて、再建計画が進んでいるので決断は早かった。中途半端に早かった。AppleStoreにて新iMacを購入決定したのだ。それもLeopardの発売前に・・・
■Apple iMac 2.4GHz Intel Core 2 Duo
型番:MA877J/A
発売時期:2007年08月〜
メモリ:4GB PC2-5300(667MHz)DDR2メモリ×2
HDD:320GBシリアルATA、7200 rpm
光学ドライブ:スロットローディング式2層記録対応8倍速
SuperDrive (DVD±R
DL/DVD±RW/CD-RW)
モニタ:20インチ(対角)クリアワイドスクリーンTFTアクティブマトリクス液晶
幸いにもLeopardの発売決定1週間前の購入だったため、OSアップデートプログラム対象となり、新OSの導入も無事に執り行うことができたのである。QuickSilver城はSofmapへと引き取られ、古い周辺機器城壁もベルリンの壁のごとく取り払われた。こうして、1台のマシンにMacとWinが同居する時代へと突入した。新しいMacの歴史がいま始まったのである。
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