研究室を卒業するころ、Macの立場が劣勢になりつつあった。そこで最後の攻撃態勢を敷いた。PowerMacintosh7600/132の購入である。さすがにPentiumマシンに引けを取らないスピードと安定性。長い時間かかっていた計算もほんの十数秒でやり遂げてくれた。そのPowerMacintosh7600を紹介しよう。
■Apple Power Macintosh 7600/132
型番:M4631J/A,M5346J/A,M4947J/A
発売時期:1996〜
CPU:PowerPC604 132MHz
メモリー規格:168Pin EDO DIMM or 168Pin FastPage DIMM
メモリースロット:8
メモリー最大容量:512MB(Apple公表値)64MB×8(Apple公表値)
メモリー認識可能最大容量:1GB(128MB×8)
HD容量:1.2GB
HD規格(デフォルト/オプション):FastSCSI/Ultra ATA100
HD増設可能数:1
PCI空きスロット数:3
ただ、このPowerMacとPentiumとの距離はほんの2メートル。一触即発の緊張状態がつづく。両国ともに頻繁に攻撃を浴びせる。どちらも負けることはなかったが、どちらかといえばPentium+Windows95が優勢であった。New
PowerMacに続くものがいなかったのだ。。。
しかし、Windowsも安泰であったとはいえない。このとき1997年春。Windows95の名前が示すように、すでにWin陣営としては老兵をいまだに酷使し続けなくてはならなかったことだ。その点、常に新兵を送り出してきたMacOS陣営。当然、負ける訳には行かなかったのだ。
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