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Macintoshへの道  戦乱期編(全3話)

第7話 Win×Macの戦いの始まり

研究室にWindows95が入ってきたとはいえ、主力はMac。それほど驚異ではなかった。コストパフォーマンスに優れたLC630やPerformaなどのマシンが飛ぶように売れていて、同胞が増えていたからである。

追い討ちをかけるように朗報が飛び込む。「Pentiumにバグ発覚」。このニュースには研究室のメンバーも驚きを隠せなかった。なぜなら、Pentiumで行なった計算が果たして合っているのかどうか・・・そんな不安にさせたからである。PowerPCネイティブのソフトが少なかったこともあり、それまでMacで使っていた計算ソフトは、スピードが速いPentium+Winへとシフトしようとしていたからである。巨艦に足をかけかけていた者はMacへと戻るか躊躇していた。ただ、世間的にはウィルスのようにWindows95が蔓延していっていた。

まだWindows95マシンは1台。Macは数台。数は勝っていたが、これから始まる大戦争への序曲はすでに流れていたのである。

第8話 New PowerMacによる全面戦争

研究室を卒業するころ、Macの立場が劣勢になりつつあった。そこで最後の攻撃態勢を敷いた。PowerMacintosh7600/132の購入である。さすがにPentiumマシンに引けを取らないスピードと安定性。長い時間かかっていた計算もほんの十数秒でやり遂げてくれた。そのPowerMacintosh7600を紹介しよう。

■Apple Power Macintosh 7600/132
 型番:M4631J/A,M5346J/A,M4947J/A
 発売時期:1996〜
 CPU:PowerPC604 132MHz
 メモリー規格:168Pin EDO DIMM or 168Pin FastPage DIMM
 メモリースロット:8
 メモリー最大容量:512MB(Apple公表値)64MB×8(Apple公表値)
 メモリー認識可能最大容量:1GB(128MB×8)
 HD容量:1.2GB
 HD規格(デフォルト/オプション):FastSCSI/Ultra ATA100
 HD増設可能数:1
 PCI空きスロット数:3

ただ、このPowerMacとPentiumとの距離はほんの2メートル。一触即発の緊張状態がつづく。両国ともに頻繁に攻撃を浴びせる。どちらも負けることはなかったが、どちらかといえばPentium+Windows95が優勢であった。New PowerMacに続くものがいなかったのだ。。。

しかし、Windowsも安泰であったとはいえない。このとき1997年春。Windows95の名前が示すように、すでにWin陣営としては老兵をいまだに酷使し続けなくてはならなかったことだ。その点、常に新兵を送り出してきたMacOS陣営。当然、負ける訳には行かなかったのだ。

第9話 Windowsの勝利?

研究室を出て一般社会に出てみると、やはり主力はWindowsであった。周りを見渡してもMac信仰兵は静かに細々と生きている状況であった。そんな一般社会の人たちはMacを「爆弾マシン」呼ばわりしていたが、ほとんどの場合、一度も使ったことのない人たちばかりなのであった。「何とかしてMacの素晴らしさを広めなくては・・・」。

しかし、歩み寄りを見せるMacユーザーに対してWinユーザーは聞く耳を持たず、ひたすら朽ちた老砲をこちらに向けるだけであった。私はこのとき心に決めた。「Macユーザーは自立して生きていこう」。1998年に大阪で開催された「Mac fan EXPO」もその後は行われなかったように、孤立の道を歩んでいく決心を固めたのであった。

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