銀河鉄道999や宇宙戦艦ヤマトなどの松本零士イベントレポートサイト「漂流幹線Terminal Station」
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イベントレポート

◆松本零士アニメモニュメント絵画コンクール
◆銀河鉄道999の宝探し 〜惑星「地球」WAKASAJI駅に眠る宝
◆宇宙と科学の祭典 松本零士 in OBAMA2007
◆タケカワユキヒデの銀河鉄道999トーク&ミニコンサート
◆呉市海事歴史科学館 大和ミュージアム
◆エプソン品川アクアスタジアム「ギャラクシー エクスプレス 999」
◆「関西発ファッションを考える」基調講演
◆第2回 銀河鉄道999ポスターコンクール表彰式
◆京都産業大学 in 夜久野 〜松本零士氏記念講演
◆インテリジェントアレー「撰壇塾」松本零士講演会
◆未来型水上バス「ヒミコ」
◆時間という宝物〜電力館フォーラム
◆松本零士の世界展〜作東町立美術館
◆夜久野 銀河鉄道999まつり
◆えひめ町並博2004 思ひ出倉庫特別展 少年・松本零士展
◆松本零士ワールド in つるが
◆WTCコスモワールド コスモタワー55F展望台
◆2002年夏近鉄沿線スタンプラリー
◆松本零士と毛利衛の宇宙ロマン展〜火星への旅
◆銀河鉄道999 for PLANETARIUM
◆銀河鉄道999 in PLANETARIUM -消えた太陽系-
◆DVD-BOX&CD発売記念 銀河鉄道999展
◆北九州博覧祭〜北九州交流館
◆20世紀最後の列車
◆時をかける旅・松本零士サイン会
◆梅小路蒸気機関車館
◆松本零士の世界展(エメラルダス)
◆各務原航空宇宙博物館
◆敦賀・松本零士シンボルロード
◆南紀熊野体験博・くろしおエクスプレス1999
◆21世紀へ・・・☆松本零士と銀河鉄道999
◆松本零士と銀河鉄道999の世界展
◆松本零士秘蔵原画展
◆松本零士と行く伊賀上野忍者ツアー
◆999の日 松本零士トークショー


管理人「まないた」が参加した松本零士大先生関連のイベントレポートです。関西のものが中心ですが、画像を多く載せて、イベントの雰囲気をお伝えしたいと思っています。

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南紀熊野体験博
南紀熊野くろしおエキスプレス1999

日時:平成11年4月29日(祝)〜9月19日(日)
場所:那智勝浦シンボルパーク
協賛:(株)紀陽銀行、(株)島精機製作所、(株)チェーンストアオークワ、ノーリツ鋼機(株)

概要:3Dヘッドギア・モーションライド
ライド席:32席/車椅子席:2席
所要時間:30分
出展面積:900平方メートル


■南紀に松本零士キャラが登場

 いよいよ開幕。南紀熊野体験博。このJapan EXPOは初のオープンエリア型ということで特定の場所を定めず、基本的にはパビリオン形式ではない。しかしそれではカッコがつかないので、和歌山県内2カ所にシンボルパークが設置されている。その2カ所は田辺新庄シンボルパークと那智勝浦シンボルパークだ。そのうち那智勝浦シンボルパークの方で、松本零士大先生のキャラクターを用いたパビリオンが登場した。さぞやオリジナルなキャラクターを製作したのだろうと思い、心を躍らせつつ開会式当日にさっそく行ってみることにした。

 予想通りに人はそれほど多くなく「何かやってるのかなぁ」といった感じだった。まぁ、夏にならないと人の増えるところではないし・・・しかし、パビリオンをみて少し興奮する。真っ正面にメーテルと銀河鉄道999の絵が描かれているではないか!期待に反して既存のキャラクターではあったが、999が用いられていたことに喜びが隠せなかった。
 待ち時間は45分ということだったが、まぁ焦ることはない。まず、案内のチラシが配られた。そこにはメーテルと鉄郎、そしてもう一人(ヴォータンだろうか?ニーベルングのOVAを見ていないので分からん)が描かれていた。

■豪華なナレーション、映像内容は・・・

 そしていよいよ中にはいることに・・・中でのナレーションはなんとメーテル(池田昌子)!熊野の自然について語りかける様はまさに「来て良かった」という感じだった。山のゾーン、川のゾーンとメーテルの話を聞きながら進んでいく。「川は海のゆりかご」がメーテルから与えられたキーワード。そして最後の海のゾーンに来たときに案内役が鉄郎へとバトンタッチされた。その鉄郎に案内され、いよいよライドマシーンへと乗り込む。天井には999の模型がかかっており、海のゾーンといいながらもプラネタリウムのような小宇宙的な感覚の場所だった。

 3Dヘッドギアを装着し映像が始まる。ヘッドギアには液晶画面がついておりそこに映像が写されるわけだが、所詮小さな液晶画面。迫力には欠けた。ライドマシンは大きく揺れ、ヘッドギアからは風が吹き出す。このコンセプトはまずまずだったのだが、なにしろ映像にストーリー性が全くなかった。基本的には「自然の素晴らしさを訴え、この自然を守っていくことが人類の義務」という筋ではあるが、最初に海につっこんだかと思えば、いつの間にか森が写っており、突然川の中だったり・・・何をみせたかったのか?  映像は10分弱で終了。何とも後味が悪い感じだった。
 大先生はこれの製作に関わっていたのだろうか? もし関わっていたのなら、もう少し変わっていたような気がするのだが・・・

 何か証拠となるグッズでも売っていないか探したが、最初にもらったチラシ以外は何もなかった。実家に近いから良かったが、遠くからこれを見に来る人がいれば、他のイベントで楽しんでもらいたいと思う。これはあくまでも「おまけ」と考えてもいいと私は思う。

パビリオン外観
パビリオン壁画
メーテルによるナレーション
パビリオン外観
パビリオン壁画
メーテルによるナレーション
ライドマシーン
999模型
シンボルパーク前の海岸
ライドマシーン
天井から吊るされた999模型
シンボルパーク前の海岸

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